ハンブルクより。


by isaogermany
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Taber Zimmerman ビオラの夕べ

表題のコンサートに行ってきた。

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ビオラのソリストの知名度が上がってきたのは、恐らく1980年代後半から、90年代初頭に掛けてロシアのユーリ・バシュメットなんかが台頭してきたころでしょうか。
その頃からビオラのCDなんかも沢山リリースされるようになって、ビオラ奏者以外にもビオラの音色が認め始められらかと思います。

タベア・ツィンマーマンも、ちょうどその頃から露出度の高くなってきたソリストだったと思います。
また同時に、バシュメットも、ツィンマーマンも、当時の現代作曲家達に色々と作曲の依頼をしていたようです。
そのお陰で、今までビオラと言えば、ブラームス、バルトーク、ヒンデミットしか思いつかない程貧弱なレパートリーだったのが、20世紀後半にはドバッと増えました。

今回、14曲4時間に及ぶコンサートの曲目のうち、半分以上が80年代以降の現代曲でした。
当然ながらホトンド全ての曲が初めて聞く作品です。
耳を塞ぎたくなるような凄まじい曲も結構ありましたが、4時間聞きっぱなしだと耳が麻痺してきますね。
終った後には、面白い試みだったなと充実感を味わうことが出来ました。

メンバーはタベアの他、4人のビオリストが出ていましたが皆若い。
タベアがやっぱり抜きん出ていました。他の人は彼女の教え子なのかな。ソロ演奏に慣れていないような感じの人もいましたので。

けどやっぱりビオラの魅力は、深く霞んだようなC線の魅力だと思います。
情緒たっぷりに弾き込まれるビオラの名曲を聴きたいなあ・・。

16.1.2010
Tabea Zimmermann Brachenabend

Max von Weinzierl
Nachtstück op 34 für 4 Violen

Sofia Gubaidulina
Quasi Hoquetus これは酷かった・・。ハーモニクスの不協和音><

Johann Sebastian Bach
Sinfonia Nr9 何故かピアノソロ

György Ligeti
aus der Solosonate für Viola: Lamento
これはもうちょっと聞きたかったなあ。2分で終った。

JS Bach
aus der 5. Suite für Violoncello solo : Sarabande
うっ ちょっと下手・・。

Frank Bridge
Lament für 2 Violen
これは良い曲

Christopher Theofanidis
Folow my Tears
1997年作曲の現代曲だけれどもちゃんと聞けた。笑

Franz Schubert
An den Mond, Nacht und Träume, Die Taubenpost
ちと演奏が苦しいか・・。

George Benjamin
Viola, Viola
96年作曲だが良曲

Paul Hindemith
Duett für Brache und Violonchello
このレパートリーだとヒンデミットが古典に聞こえる。笑 無論名曲です。

Luciano Berio
Naturale for viola percussion and tape
テープでシチリア民謡を流しつつ、パーカッションとコラボ。現代曲の醍醐味的なものを味わえた。85年

Bela Bartok
aus den 44 Duos für zwei Violinen Sz 98 fassung für 2 Violen
この曲知らなかった。民俗音楽に題材をとった作品で、良作ですね。CD探してみたくなった。

Thomas Demenga
Duo oh Du, für Viola und Violoncello
ハーモニクスだけで構成された商品。パフォーマンスで見せるタイプ。85年。
ビオラのハーモニクスは難しいね。

York Bowen
Fantasia e moll Nr.1 für 4 Violen
最後は綺麗にまとまったビオラ曲。

4時間は長いが良い経験となりました。
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by isaogermany | 2010-01-17 23:56 |  その他オケ/オペラ