ハンブルクより。


by isaogermany
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Thomas Hengelbrock NDR定期

Thomas Hengelbrock,

日本では全く無名ですが、来期からのNDRの常任指揮者となります。
バロックとコーラス出身といことで、また色モノを探してきたなあという印象で、僕自身も全く期待していませんでした。

今回、恐らく3回目のNDRのコンサートで初めて聞く事になりましたが、彼は色モノではありませんでした。
間違いなく掘り出しモノです。笑

今回のプログラムはハイドン、バルトーク、シューマンという組合せだったのですが、
ハイドンとシューマンは、古楽器編成でした。

演奏は非常に熱く、のっけのハイドンからブラボーが飛び出る状況です。
ヘンゲルブロックは、1958年生まれで、Christian Thielemann と同い年ですね。指揮者として脂の乗り切っている時期と思われます。
ハイドンなんてつまらねえよって思ってましたが、演奏次第でこうも印象が変わるのですね。

シューマンは第4番。彼の作品の中では、一番好きな交響曲です。
今回は原典版ということで、普段聞いているものと随分違う印象です。
3楽章手前で、金管楽器によるファンファーレがあるのが驚きました。しかもトランペットがヘコッてました。
古楽器の金管って難しいのでしょうね。けど独特の響きが耳に心地良かったです。
ちなみに、1楽章の冒頭もなんか合って無いような気がしましたが、そんなことは気にならないくらいの熱い演奏でした。笑 

シューマンを古楽器編成でやるのは、技術的に難しいのでは?という疑問もありますが、ヘンゲルブロックのチャレンジ精神に降参です。非常に楽しかった。

Piotr Anderszwski のピアノによるバルトークのピアノ交響曲も素晴らしかったです。
カチッとしていてしかも力強い演奏で、彼のガタイの良さがそのまま演奏に生かされてるなあなどと思いました。

ともあれ、ヘンゲルブロックの常任就任でNDRは間違いなく復活することと思います。
最近は感想書くのも嫌になるくらいNDRにはうんざりしてましたが、ヘンゲルブロックの新生NDRは今後必聴となりそうです。あ、もちろん ギルバートは好きですよ。

28.2.2010
NDR Sinfonie Orchester
Dirigent: Thomas Hengelbrock
Piano: Piotr Anderszewski

Joseh Haydon: Sinfonie D-dur Nr.56
Bela Bartok: Klavierkonzert Nr.3
Robert Schuman: Sinfonie Nr.4 d-moll op120


と言いつつ今月はコンサートにお金使いすぎました。
ちょっと自重しなければ・・。
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by isaogermany | 2010-03-02 08:00 |  北ドイツ放送響