ワイン二本
2010年 06月 02日
えー下世話なことではありますが、ワインをグラスにトクトクトク~と注いで、大きく鼻を膨らませながら
グラスの香を嗅ぎ、おもむろにグラスをクルクルクル~ などと廻してチョコっと口に含み、ん~マンダム!ってな表情をしてみたいと常々思ってます。
ドイツに来てからワインを飲む機会も増え、美味しいね。美味しくないね。と言うことくらいは言ってもいいかなと思うようになりましたが、ワインの香や味を他の食べ物に例えて表現するのには未だ遠き道のりです。
けど、かっこいいので何とか文字にしてみようと思います。
上は今年の三月に仏ロワールに行った時に買って来たトゥーレーヌの白ワイン。品種はソーヴェニョン。3本買ったうちのこれは二本目。一本目は、友人が来た時に開けたのですが言いようの無い不味さでがっくり。二本目味見して、これも駄目だったら料理酒にしようと思ってましたが、こちらは美味しかったです。一本目はコルクが駄目になってたのかなと思います。
クンカクンカと嗅いでみて、微かに感じられた香はメロンかな・・・。
味はそこそこの酸味も合って爽やか系。抜栓して2日目が、一番美味しかった。
下は先日通販で買ったスペインワイン詰め合わせの中の一番安いボトル。カタログ価格5.95EUR。
半額で買ったので3EURというところか・・。
ラベルは全て英語表記されており、エキスポート商品であることが明白です。
葡萄種は、スペインワインの典型というTEMPRANILLO。「天ぷら煮ろ」と覚えてみる(読みはテンプラニーヨだそうです)。他品種のブレンドはされておらず、テンプラニロ100%です。樹齢三十年以上の樹から手摘みでの収穫云々としつこいほど説明が書かれています。スクリューキャップで、ブショネの心配は無し。
キャップを開けた瞬間、かなりすえた匂いが・・・スモーク臭もしくはタバコの臭い。グラスに注いでみると生のアルコールの匂いもします。あっ・・・これ失敗だったかな。
時間を置くとアルコール臭は抜けますが、あいからわらずスモーク臭は強烈。少しだけヨードっぽい香りも。
昔、日本でこれがスペインワインだと言われてしかめっ面しながら飲んだ頃のことを思い出しました。
渋みの効いた男のワイン・・・ 思わず顔が ん~ マンダムとなってしまいました。
by isaogermany
| 2010-06-02 05:45
| ■■■【ワイン】■■■