ハンブルクより。


by isaogermany
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Il Turco in Italia 「イタリアのトルコ人」 ロッシーニ

あぁ楽しかった。

昨日は、ドイツ近代作家の巨匠、ヒンデミットのオペラ見てお腹一杯にしてきたんだけれども、今日も懲りずにオペラ見てきました。

イタリアオペラ。昨日の重ーいテーマのオペラとは対極的に、今回はあくまで明るくコケティッシュで、やや消化不良気味の頭をさらりと流してくれるデザートのような演奏会でした。

内容はホントにいい加減というか、イタリアのオペラは「男は浮気をし、女は気まぐれ」これを上品に包み込めば(でもないかな)、ハイッできあがりっ!って感じがしなくも無いです。まぁ、そんな訳で気軽に聞けるということ。

舞台はナポリ。カップルは二組。トルコ太守のセリムとかつての恋人でジプシー女のザイダ。もう一組はイタリア人の若い人妻フィオーリアとその夫ドン・ジェローニロ。それにオマケでフィオリーナの愛人のドン・ナルチーゾ。トルコから旅行にやってきたセリムにフィオリーナが一目ぼれします。そこにザイーダも加わってセリムの奪い合いをするのです。可愛そうなのはジェローニロとナルチーゾ。それを見ていた詩人プロスドチーモがいい題材があるとばかりに、彼らに策を授けてドタバタ喜劇を進めていきます。

始めて聴いた曲でしたが、あれ?意外といい。軽快でいて所々にアクセントも散りばめてあるこのオペラ、組曲なんかの形で聴いても面白いかもしれないな。指揮の良し悪しは判断できないけれども、楽しめたので◎です。

演出はChristf Loy。なんでも「Opernwelt」(オペラワールド)という雑誌で、2回目の「Regisseur des Jahres」(director of the year)に選ばれてるそうです。衣装や舞台を現代に置き換えてますが、センスのいい舞台衣装や笑える仕掛けには共感できました。

で、歌手陣。今回はフィオーリア役のAlleksandra Kurzakと、ジェローニロ役のRenato Girolamiが良かった。あと、ザイーダ役のTamara Guraがセクシー(というか見えそうで)でやばかった。もちろん声も良かったですよ。 (写真)
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そんなわけで、笑いあり涙ありの「イタリアのトルコ人」気軽にオペラを楽しみたい人にもオススメです。

Hamburgischer Staatsoper
2.10.2005
Misikaliche Leitung: Walter Attanasi
Inszenierung: Christof Loy

Ticket EUR 9.00
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by isaogermany | 2005-10-04 03:20 |  ハンブルク州立歌劇場