ハンブルクより。


by isaogermany
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NDR定期演奏会 ブルックナー交響曲第7番 ドホナーニ指揮

クリストフ・フォン・ドホナーニ

2004年から当地北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者になっています。2005年の今年は2期目にあたります。1929年生まれのハンガリー系ドイツ人です。

さて、ドホナーニの演奏。ハンブルクに来てから、2回聴いています。1回は今年の3月のベートーベン。2回目が9月のチャイコフスキー。 今回が3回目になります。

前プロはバルトークの「弦楽のためのディベルティメント」。
また渋い選曲ですね。初めて聴きました(そんなのばっかりですね^^;知識の浅さは隠しませんよ)。NDRを弦だけで聴くのも初めてです。曲はちょっと難しくて好き嫌いの分かれるものだと思ったのですが、演奏はすごい。やっぱりNDRの弦楽器は上手いです。NDRとしてはやや少なめの編成(おそらく4プル編成)で、しっかり厚みのある音を作ってきます。ドホナーニの安定した指揮のおかげもあって、充分満足できる出来でした。

で、休憩が終わって本番のブルックナー7番。
僕はブルックナーが大好きなんです。長くて同じフレーズばかりでつまらないって言う人多いんですが、いい演奏に当たるとホントに宇宙を感じる(オオゲサ!)なんてこともあるんです。
という訳で、こだわり作曲家のNDRでの公演をはじめて拝聴。期待に胸が躍る踊る。

楽団が席について、あれ?と思いました。楽団の約7割が舞台向かって左手に固まっています。左手には、ビオラ、2ndバイオリン、木管の半分の他は、トランペットとトロンボーンがあるだけ。残りは全て舞台左手に。低音部を一箇所にまとめてるみたいです。

いったいどんな効果を狙ってるのかなって思ったのですが、すぐ分かりました。
「トランペット」と「トロンボーン」・・・恐らくこれを聴かせるための編成だったのではないでしょうか?
今回のブルックナーは、この2つの楽器に全てを支配されたと言っても過言ではないんじゃないかな?浪々と、時につんざくようなトランペットとトロンボーンの響きで曲が形どられていたという印象です。 ffff になると弦楽器や木管楽器はホトンド掻き消されてしまいます。ここは管と弦の対比が欲しいのにぃ~ なんてところもほとんど聴こえない。うむ、これでいいのか。

などと一楽章は思っていたのだけれども、二楽章からは気にならなくなりました。耳が慣れたのか、それともそういう曲の構成なのか。 ドホナーニの指揮は、焦ることなく安定したテンポで個人的には理想的な落ち着き具合だったと思います。腰の据わった四楽章の演奏にも好感が持てました。

ふぅ けど今回の公演では、「宇宙」は感じることはできなかったなぁ。
火曜日に、シベリウスのコンチェルトとこの7番の公演がもう一度あるので仕事早く終わったらもう一度チャレンジだ!

6.11.2005
NDR Sinfonieorchester
Dirigent: Christoph von Dohonanyi


BELA BARTOK
Divertimento für Streichorchester

ANTON BRUCKNER
Sinfonie Nr.7 E-dur

Ticket : EUR 8.00
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by isaogermany | 2005-11-07 06:21 |  北ドイツ放送響