ハンブルクより。


by isaogermany
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インド人

中国の話に続いて、今日はインドのお話。

ええ、普段より私、隙のある人間と呼ばれております。
まぁ自分でも多々実感するところはあるので、この評価は仕方ないことかな。女の子だったらちょっと隙のある子なんていうのは男の子に人気なんだろうけれども、まぁ男の場合は「のび太君」扱いされるに過ぎません。損な役回りだ。

とそんな損な役回りの人間ですが、そんな人にも多種多様な人間が吸い寄せられて来るようです。
これはハンブルクに来て間もない頃のこと。

道を歩いていると突然、見知らぬ男に話しかけられました。

「You! Lucky symbol on your face!!」とか突然言われたんです。明らかにインド人風のおじさんに。

えっ? ラッキーシンボル? 何それ? と思いつつもいきなり言われて、ツイおじさんの手招きについ付いて行ってしまうisaogermany。6歳児だったらこの時点で事件発生です。
ちょっと道端に寄って話を聞くと、なんでもお前さんはとてつもなくラッキーな星の元に生まれている。これから苦労なんてしないよ。その顔のラッキーシンボルが語ってるとかなんとか適当な事を言っています。まあ、そんなことを言われてまんざらでは無かったので、話をうんうんと聞いていると。今度は「おまえさんの彼女のことが見える。えっと名前はだね・・・」と言って紙切れを取り出し何か書き始めるインド人。で、「おまえさんの彼女の名を頭に思い浮かべてごらん…。」 素直に従うisaogermany。次の瞬間、のびた君が見たものは、紙切れに書いてあった彼女の名前。

えっ? 嘘? まじで? このインド人ひょっとして本物?

まがいも無く日本人の彼女の名前を当てられて、驚くisaogermany。こんなことってあるんだろうか? その後は、君はラッキーだ。人生間違いない。その彼女とは2年後に結婚して、子供は2人できるから。え?3人は欲しい? それじゃ、3人だ。うん、3人はできる。ホントアナタラッキーよ。
とか言われて有頂天になってしまいます。えへへ、僕の人生そんなに明るいの?ひょっとしてあなたサイババ?とか思いつつ。

で、頃合を見計らってくだんのインド人。怪しげな石を取り出します。あなたはね、今でも充分ラッキーだけれども、この石があれば更にラッキーになる。これはインドの神様が言ってる事。とか言ってこれまた怪しげなインドの神様のブロマイドを見せながら、寄付を要求してきます。

あとは、このインド人の独壇場。1枚2枚とお札が無くなって行き、結局自分の財布は空になってしまったのでした。

で、残ったのは小銭入れに入れておいた幸福の石ころ。けどね、金は巻き上げられたけれども、あの人は絶対に本物だ。世の中には、常識では計り知れない不思議なことがあるもんだ。僕の将来、薔薇色だなぁなどと思って悪い気分はしてませんでした。会社行っても、同僚に「インド人の本物の占い師にバッタリ会ってしまった。いやあビックリしたよ。ぜったい自分しか知らないこと知ってるし。サイババってやっぱり本物なのかなぁ」とか言いつつ本物のインド人占い師の正当性を主張してました。

ところが、そんな興奮冷めやらぬさらに次の日、会社の目の前を歩いているとまた声を掛けられたのです。

「Hey! Gentleman! You have a lucky symbol on your face!」

とか言ってます。おとといとは別のインド人が。。。


そこで、一瞬にて全てを悟りましたよ。「 だ ま さ れ た 。」と。


当時、一時的に会社の用意してくれていたマンスリーマンションみたいなところに住んでいたのですが、週に一回お掃除のオバサンが入って掃除をしてくれていたのでした。おそらくそのオバサンが自分のプライベートの情報を持ち出して売り渡していたんだと思います。
恐るべきインド人マフィアの実態。すぐに管理会社に苦情を言ったら翌週から別のおばさんになりました。管理会社はインド人なんて居ないって言っていたけれどね。


え、その後その彼女とはどうなったかって?
結局その後別れてしまい、今は音信不通ですよ!


と言うわけで、海外にはわけの分からない犯罪がたくさんあります。
人の良さそうなインド人には気をつけろ! という教訓でした。 おわり。


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「何言ッテルカ。インド人嘘ツカナイ♪」
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by isaogermany | 2006-01-28 06:51 | ■■【日記 / 雑感】■■