ハンブルクより。


by isaogermany
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

北ドイツ放送交響楽団 定期

予定通りアラン・ギルバートのブル3聞いてきました。

6時にコンサートホールの近くに駐車場を確保。その後テクテクと歩いて繁華街に出て、サブウェイで小説読みながら軽い晩御飯。当日券の売り出し時間になったら、窓口でチケット購入。今回は安くてよい席が取れた。

一曲目はまたまた普段は滅多に聞かない曲。ドイツ人には有名な作曲家ヴァイルのバイオリン協奏曲。例によって初聞きです。日本では「三文オペラ」で名が知れてるかもしれません。この協奏曲面白かった。1924年の作曲なのですが、当時としてはかなり斬新な曲だったのではないでしょうか。オケが管のみ。ベースを除く通常の弦パートが無いのです。たまげてしまいました。奇抜な編成と現代音楽特有の安定しない曲想から始まったので、てっきりバリバリの現代音楽かと思いましたが、曲が進むにつれメロディもあり、テンポもありの楽しい音楽になって行きました。ちゃんと3楽章制を継承してたしね。テンポの良い2楽章と3楽章が良かったです。

で、問題はブルックナー。
3番はブルックナーのシンフォニーの中では、あまり完成度の高くない曲という評価がされていて、自分もそうだと思ってます。後にブルックナーの休符として有名になる総休符も、3番では局の流れを断ち切るだけのつまらない休符です。僕はブルックナーには荘厳な響きをいつも期待するのですが、そもそもこの3番にそれを求めるのは厳しいのかもしれません。
と言うわけでアランのブル3、やや空振りでした。エディションは1877年版でオリジナルよりかなり短いと思われます。
アランのやりたいことがオケに伝わらなかったのか。そもそも彼のスタイルがブルックナーにあっていないのか、それはまだわかりません。ちょっとダイナミックにとらわれ過ぎたんじゃないかなぁって感じの演奏でした。具体的に言うと、ppもしくはpppのところでの弦にあんまり緊張感が感じられませんでした。「あ~ 聞いていて息が詰りそうっ」 てな感じの緊張感がブルックナーの醍醐味だと思うんですけどね。それが無かった。3楽章と4楽章の一番盛り上がるところは、ブルックナーの音だなぁって思ったんですけどね。

アランは好きだけど今回は、やや辛口です。ごめんなさい。

2.2.2007
Dirigent:Alan Gilbert
Vn: Stefan Wagner

Kurt Weill

Konzert für Violine und Bläser Op.12

Anton Bruckner
Sinfonie Nr.3 d-moll
[PR]
by isaogermany | 2007-02-04 06:41 |  北ドイツ放送響