ハンブルクより。


by isaogermany
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ネパールの話。

7月6日(金)
ネパール人のNirがデュッセルドルフからハンブルクにやってきた。
彼は14年前に経済難民(言い方はいろいろありますが)としてドイツに入国。僕がドイツに来た当初は、移民局と折衝しつつビザを獲得し、デュッセルドルフの日本食スーパーで働いてました。飯奢ってもらったり、一緒にディスコに行って盆踊り踊ったりという仲だったのですが。
悪夢の2005年1月1日。新外国人法の発布に伴い、彼の労働ビザは剥奪。住居はSoziale Wohnungといわれる共同住宅に、同じく労働ビザを剥奪された人たちと一緒に暮しています。
以来もう2年半以上、仕事は一切許されず、役所から支給される週たったの37EURの買い物用クーポン券が彼らの全ての生きる糧となっています。

何とかしてあげたいと思っても、何も出来ない力足らずな自分が時に情けなくもなります。たいした仕事してるわけでもないのに、給料もらって、まともなアパート住んで、車に乗って、旅行もしたい放題の自分はこれでいいのだろうか?自問自答です。
「ドイツ人と結婚して、ビザ取っちゃえよ」と言う冗談に、昔は「そうだよな、彼女にするならヨーロピアンだよな」って返してくれていたのですが、今は「俺には仕事も住みかも車も無い。こんな状況じゃどうにもならないよ」って、投げやり気味に返します。

ニル!2年半という期間は長かったけれども大丈夫。政府も動き出したみたいです。もう少しの辛抱だ。ビザ復活したら、また一緒に酒飲もうぜ。ディスコで盆踊り踊ろうぜ。
一緒に休暇取って、ネパールの山登ろうぜ!チベットにも行こうぜ!

と語った金曜日の夜でした。

※経済難民という言葉に対する突っ込みは今回はご容赦を!
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by isaogermany | 2007-07-12 05:44 | ■■【日記 / 雑感】■■