ハンブルクより。


by isaogermany
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父定年退職。

えっと、お父さんのことを何時から「オヤジ」って言うようになったんだろうか?
小学生の頃は確かにまだ「お父さん」って呼んでたような気がする。中学生の時は?高校生の時は?あんまり覚えてないなぁ、けど大学入った頃にはすでに「オヤジ」が定着してたと思う。

オヤジが転職したのは、38歳の時。僕が小学校3年生の時だった。
それまでオヤジの職業は自由業。自称画家って奴だった。昼間は幼稚園や公民館で絵画教室をしていて、夜は酒飲みながら狭い部屋にイーゼル立掛けて、油絵を描いていたんだよな。

そんな訳で、昼間は比較的時間に余裕のあるオヤジ。毎日昼近くまで寝ていて、なんか贅沢だよなって思ってたけど、結構遊んでくれた記憶がある。凧揚げやったり、釣りに行ったり、紙粘土で工作したり。結構楽しい小学時代だったかも。

そんなオヤジも、時代の波には逆らえず、ある時あっさり筆を折ってサラリーマンになった。それまで無職同然のオヤジが38という高齢でなんであんな一流会社に入れたのかは、今でも謎である。
その後、暮らし向きは随分改善されて、中学の時には塾にも行かせてもらえた。
高校受験もして進学し、私立の大学にも通わせて貰えたことには感謝の一言である。

以来25年、ずっと同じ会社で働いてきて今月末に定年退職となる。転職回数で言えば俺より少ないじゃん。笑 残念ながら一度折った筆は二度と握らないつもりのようで、退職後に絵を書こうという気は無いとのこと。まあ 頑固だから仕方ないか。

思えばオヤジはかなり子煩悩で、何かと人を誉めるタイプだった。やれ「子供は宝だ」とか「○子(母)は世界一美人だ。結婚してよかった~」とか、よく言ってたんだよな。当時はよくもまあ恥ずかしげも無く、歯の浮くような言葉を並べられるもんだって思ってたけれども、結果としては良かったのかもしれない。夫婦は今でも仲良いようだし、学生の頃は髪の毛グリーンに染めてた弟も今では落ち着いて、親孝行とかも色々考えられるようになった。

さて、オヤジも退職することだし、何か親孝行をと考えてる。弟夫婦には今年の4月に子供ができるから、子煩悩なオヤジには最大の親孝行となるだろうなぁ。俺は何しようかなぁ。嫁も子供もいないし、距離があるから酒の相手するってわけにも行かないし。

転職したあとも安い酒ばかり飲んでたから、ちと奮発して上等なウィスキーでも贈るかな。
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by isaogermany | 2008-03-17 03:16 | ■■【日記 / 雑感】■■