ハンブルクより。


by isaogermany
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ベルリンフィル/ビシュコフ/アルプス交響曲

コンサート旅行二日目は、ドレスデンでオペラをと考えてましたがチケット取り損ねて敢無く計画変更。ベルリンまで北上してベルリン・フィルを聞くことにしました。

アルプス交響曲は、R・シュトラウスの大曲です。ビシュコフは今はWDRの首席指揮者。もう何年もその座に居る事を鑑みるとそれなりに評価されているのでしょう。シュトラウスも得意と聞いていたので楽しみです。

前プロは例によって現代曲。まだ若干48歳の作曲家Detlev Glanertの2005年の曲を2007年に改作した作品。初演はBBC交響楽団です。ベルリンフィルで再演されるということは、それなりに世間的な評価も勝ち得ているということだと思います。
で、感想は・・・ビシュコフにぴったり!
ありとあらゆる楽器をフォルティッシモで鳴らしまくると言う、ある意味子供じみた曲なのですが・・・ピアノやオルガンまで総動員してやると迫力が違いますね。ジャーン!!とピアノの鍵盤全てを叩いた時にでてくる音、あれをベルリンフィルのオルガンでやるのだからすごいです。オルガンの下に座ってる聴衆は大丈夫だったのでしょうか?笑 コンサートホールで聞く限りは迫力あって面白い曲だと思いました。

メインのアルプス交響曲。これもビシュコフの大爆演が印象に残りました。
CDで聴くのと全く違いますね。もっとも旬な大爆演曲が上記のGlanertだとすれば、約100年前の大爆演曲がこのアルプス交響曲にあたるのかもしれません。楽器編成も似ているので、プログラムを組んだ人が意図しているのは間違いないと思われます。
シュトラウスのオーケストレーションは面白いですね。カウベルやトライアングル、あと嵐を表現する不思議な装置(あれは何?)に、バリバリバリという音をさせるための薄い金属板。それにオルガンも加わってアルプスの壮大な景色を紡ぎ上げて生きます。
ところが音の大きさに圧倒されてしまって、演奏の中身はと言えば???でした。 当たり前の如くオケは上手いし、三半規管が狂うかと思うほどの大音量に身を浸す幸せはありましたが、心に残る演奏かと問われれば、「否」という返事になるでしょうね。

久しぶりのベルリンフィルでしたが、この演奏会を聞いた限りでは、「うん、NDR決して負けてないよ。」と思いました。郷土愛に目覚めた瞬間とでも申しましょうか。笑


4.10.2008
Berliner Philharmoniker
Dirigent: Seryon Bychkov

Detlev Glanert (geb. 1960)
Theatrum besitiarium

Richart Strauss
Eine Alpensinfonie op.64


最後に、ベルリンフィルの聴衆のマナーは悲惨ですね。おそらくクラシックのコンサートなど殆ど興味の無い観光客がたくさん聴きにきているのでしょう。後部座席に座ってる連中が、演奏中にフラッシュを炊いて写真撮ってました。それもなんと3回も!!一人は、アジア人のお兄ちゃん(日本人でない事を祈ります)。残り二人は国籍不明のおばちゃんでした。こればかりは許せません。何とかならないのでしょうか・・・。
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by isaogermany | 2008-10-06 09:04 |  その他オケ/オペラ