ハンブルクより。


by isaogermany
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ワルキューレ/ ハンブルク州立歌劇場

d0002958_872116.jpg待望のハンブルク州立オペラ、リングシリーズの第二弾です。
ヤング指揮でのワルキューレは、実は昔一度、ウィーン国立歌劇場で観劇したことがあります。パケット席の後ろに設けられた立見席で他の観客と押し合いへし合いしつつ感動してました。

今回のワルキューレは、果たしてどうだろうか。前回、ラインの黄金の時はやや元気の無いヤングとオケだったので、期待と不安が半々という気持で臨みました。

結果は大満足!! ヤングの最初から最後まで鬼気迫るような指揮ぶりに完全に引き込まれてしまいました。この演奏は間違いなく名演だと思います。ラインの黄金はCD化されたので、ワルキューレもおそらくCD化されるでしょう。発売されたら是非買いたい。

歌手陣も一流どころですね。
ブリュンヒルデのデボラ・ポラスキ。ヴォータンのファルク・ストラクマン。ジークムンドのシュチュアード・スケルトン、いずれも名演でした。 で今日一番良かったのはジークリンデ役のイボンヌ・ネフだったかな。いや、どこがどうと言われても具体的に言え無いのですが、とにかく良かった。ジークリンデの悲劇的な役どころが歌声に反映されていたとでも言えましょうか。

問題は演出。(ネタバレありです)
前回の「ラインの黄金」の時と同じClaus Guthによる演出です。おそらくリングは全て彼に演出によるのでしょうね。前回はポップでキュートでコミカルな演出でしたが、今回は一転してモノクロで暗いイメージの演出となりました。
Guthならもう一ひねりしても良いだろうとは思いましたが、これはこれで面白かったです。ブリュンヒルデの衣装はペンキ屋のおやじにしか見えませんでしたが・・・笑
ちなみに第三幕のヴァルハラは、舞台が廃墟となった病院で、戦乙女達は野戦病院の看護婦風でした。
最後、ブリュンヒルデが眠りに付く前に、病院の洗面台で歯磨いて顔洗って、オリーブ色の薄っぺらいシュラフに入って眠りに付きます。その後、その廃墟病院は(本当に)炎に包まれるのでした・・・。(自分で書いてて変ですが、文章にすると結構まともな演出なような気がしてきます。)

次回「ジークフリート」が楽しみです。ヤングはどう料理するのかなあ。

オフィシャル・ビデオがありました。気になる方は下記よりどうぞ。
http://www.hamburgische-staatsoper.de/_videos/walkuere_video.php


Die Walküre
9.11.2008
Hamburigische Staatsoper

Musikalische Leitung: Simone Young
Inszenierung: Claus Guth

Siegmund: Stuart Skelton
Hunding: Mikhail Petrenko
Wotan: Falk Struckmann
Sieglinde Yvonnne Neaf
Brünnhilde:Deborah Polaski
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by isaogermany | 2008-11-13 08:05 |  ハンブルク州立歌劇場