シュティント(ちょっとグロ注意)
2008年 11月 18日
すいません。ちょっとグロ系の写真になってしまいました。
Stint(シュティント)という小魚で、ハンブルクのエルベ川て採れる名物です。ハンブルクでは衣つけて油で揚げたりして食べています。前一度レストランで食べたことがあり、今度見つけたら自分で天ぷら作ってみようと思いチャレンジしました。
昔CMでやってた「キチントさん♪」の歌を、「シュティントさん♪」などと口ずさみながら準備していたのですが、ちょっと皿の方に目をやると・・・
居たんですよ。寄生虫が大量に・・・。
魚の腹の中から結構な数の寄生虫が這い出してきて、かなりきつかった。
自分、ゲテモノOKだと思ってたんだけれどなあ・・・。今回は駄目でした。天ぷらにしてみたものの、食欲沸かず。あんまり食べれなかった。
ところが、後で調べてみるとこのStintに寄生虫(アニサキス)が居るのは普通の事なんだそうです。気にせず火を通して食べれば大丈夫だとのこと。
エルベで取れる魚なので淡水魚の寄生虫かと思い、戦々恐々としたのですが、この魚はどうも日本のししゃもに近い種類のようです。鮭と同じように海で育って、産卵のために川に戻ってくる魚とのこと。
抱卵してたので、揚げて食べるよりも一夜干にして、焼いて食べた方が美味しいかもしれません。写真見ての通り、買った時点ですでにあまり新鮮でないような気がするのが不安ではありますが・・・。どなたかチャンレジした人いませんか?
※魚の寄生虫に関して
魚の寄生虫は、海水魚に付くものと淡水魚に付くもので大きな違いがあります。
淡水魚に付く寄生虫は、肝吸虫と言われるもので、コイや鮒などを生で食べることにより寄生されます。肝硬変の原因になるとも言われており危険です。これが淡水魚は必ず火を通さなければならないと言われる所以です。
一方、海水魚に付く寄生虫は上記のアニサキス虫と言われるものが多く、見た目はグロテスクですがそのまま食べても死ぬことはまれです。この虫が体内から脱出しようと試みるため、胃に激痛が走りますが、2-3日我慢すれば消化されちゃうらしいです。また、60度以上温度で1分間火を通すだけで死ぬのでそれほど怖がることは無いみたいです。
知識として知っておくといいかもしれません。
by isaogermany
| 2008-11-18 07:37
| ■■【日記 / 雑感】■■