ハンブルクより。


by isaogermany
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ロンドン交響楽団 ダニエル・ハーディング / ランラン

d0002958_438311.jpg


d0002958_4394563.jpg


そしてロンドン交響楽団。
指揮はダニエル・ハーディング。ピアノはランラン。
ダニエル・ハーディングはブレーメンでオケを率いていたにもかかわらず、ハンブルクとは縁が薄いようで中々聞く機会を持てませんでした。ランランは説明の必要も無いほど有名な今をときめく中国人ピアニスト。ハンブルクにはしょっちゅう来ますが、チケット高いし、直ぐ売り切れるしということで同じく聞く機会がありませんでした。

一度生で聞いてみたいと思っていた二人が競演すると言う事で、期待も膨らみます。
曲目はバルトークのピアノ協奏曲2番に、ブルックナーの交響曲第五番。どちらも大好きな曲です。

ランランでまず驚いたのは、彼が演奏用の楽譜を持って現れたこと。
つまり暗譜してなかった。これにはちょっとビックリです。バルトークは確かに難しいけれども、ランランにはぴったりな感じの曲でもありちょっと疑問符が・・・。昔知合いのバイオリニストとコンサートに行った際に、彼が「現代曲でもないのにソリストが暗譜してないとは客をなめてる」と言っていた記憶があるため、ちょっとなめられちゃったかなとも思ったり。
演奏は素晴らしかったです。ピアノを打楽器のように叩きおろすような表現はバルトークにピッタリで大変楽しかったです。ただ演奏の後のブラボーは無かったです。

そしてメインのブルックナー。
ロンドン交響楽団の音はとても透明感があって、しかも明るかったです。
普段NDRの音に慣れているせいか、不自然だと思うほど明るかった。社会がボーダーレスになった現在、オケ毎の音の性格って失われているんじゃないかと思っていましたが、そんなことないのですね。LSOの音。NDRの音。どんなに世代が変わってもしっかりと受け継がれているんだなということを再認識。
ただ、この音は残念ながらブルックナーにはちょっと似合わなかったかなというのが正直な印象。
ハーディングも非常に繊細に響きをコントロールしてたと思うけれども、ブルックナーには合わない。細かすぎる。やはり彼はマーラー向きの指揮者なのかもしれません。
無骨で不器用なくらいがブルックナーには似合うんだろうなあ。クナッパーブッシュとか、クナッパーブッシュとか、クナッパーブッシュとか・・・笑

ハーディングはまた、ドイツで聞く機会もあると思うので期待しています。
次回はマーラー・Rシュトラウスなどを聞いてみたいなと思いました。

20.4.2009
London Symphony Orchestra
Director : Daniel Harding
Pianist: Lang Lang

Bartok
Piano Concert No.2
Bruckner
Symphony No.5

[PR]
by isaogermany | 2009-05-02 05:02 |  その他オケ/オペラ