ハンブルクより。


by isaogermany
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

パリ管弦楽団 C.エッシェンバッハ/ブルックナー9番

d0002958_6050100.jpg


最高に素晴らしかったエッシェンバッハのブル9。

土曜日は以前より親しくさせていただいてましたHerbさんがミラノから遥遥ハンブルクまで遊びに来てくれました。ご家族と一緒に街中を散歩してから、ドイツ料理のレストランで腹ごしらえし(手違い申し訳なかったです)、一緒にコンサートに行ってきました。

エッシェンバッハとパリ管です。
パリ管は一度聞いてみたかったオケでした。Herbさんから情報貰うまでは、ハンブルクに遠征公演があることは全く知らなかったので、ラッキーでした。

前プロはフレミングを読んでのR・シュトラウス。
僕はオペラ歌手の世界には疎いのですが、さすが世界最高峰と呼ばれるソプラノ歌手です。
大人しい表現の中にも、懐の深い響きがありウームと唸らされる演奏でした。
オーケストラは木管に特徴が。弦と一体になり完璧なハーモニーを奏でることもあれば、PPのところでもガツンと頭一個飛び出して聞かせるところもあり中々興味深かったです。エッシェンバッハの表現かもしれませんが。

そしてメインのブルックナー9番。
この9番が凄かった。今までのエッシェンバッハのイメージを一変させてくれるような素晴らしい演奏でした。
ちなみに僕の中での今までのエッシェンバッハの評価は、必要以上に管楽器を鳴らして弦とのバランスを意図的に崩しているイメージがありました。
ところが今回は上記のような音は全くない。最初から最後まで、弦、管ともに研ぎ澄まされたかのような繊細な音を紡ぎ出していきます。過剰な表現に頼ることなく、fffの部分でもオケを120%鳴らすことは無く、90%程度までに抑えた緊張感のある音楽でした。自分にとってはブルックナーとしての最高に理想的な演奏です。昔の大指揮者シューリヒトの録音を思い出してしまいました。
最終楽章が終った後、指揮者の腕が降りるまでの沈黙の時間・・・果てしなく続くかのようなその沈黙がブルックナーの真髄なのではないか・・・。

9.5.2009
Conductor : Christoph Eschenbach
Soloist : Renee Fleming

Richart Straus
Capriccio: Closing scene from the opera

Anton Bruckner
Symphonie No.9 in D dur

[PR]
by isaogermany | 2009-05-12 06:01 |  その他オケ/オペラ