佐渡裕 Philharmoniker Hamburg
2009年 02月 12日
「題名の無い音楽会」の司会者となってすっかり有名になった佐渡裕。
一年か二年に一度、Philharmoniker Hamburgに客演に来ています。始めて聞いたのは恐らく4年くらい前のコンサートで、メインがチャイコフスキーの「悲愴」だったのですが、その時彼のオーケストラ捌きの上手さに息を飲んだことを良く覚えています。
確か当時は、フィルハーモニカー・ハンブルクの常任指揮者がインゴ・メッツマッハーで、オケのバランスも何も考えず、ただうるさいだけの音楽にうんざりしていたのですが・・・
その同じオーケストラが、佐渡裕の手に掛かった時にギュット濃縮感のある引き締まった演奏に変わったのでした。おそらく金管楽器の調整が上手いんだと思います。
今回は、佐渡裕お得意のイベールに、生誕200周年で盛り上がっているメンデルスゾーンの4番「イタリア」です。
イベールのディベルティメントは、コケティッシュで面白い曲ですね。187CMある指揮者が、飛んだり跳ねたりしながら指揮してる。演奏後は、客席から笑い声が漏れてくるほどでした。笑
演奏も嫌味なく。ただ、北ドイツのオケにフランスの更にリズム物はちと厳しかったのか、ややノリについていけてない気もしたかな。
メインのイタリアは、いつ聞いても誰が振っても良い曲。金管楽器がやたらとしょぼい音を出してましたが許しちゃいましょう。
全体として楽しい演奏会でした。うん、満足。
9.2.2009
Dirigent: Yutaka Sado
Violin: Dmitry Sitkovetzky
Jacques Ibert
Divertissement
Henri Dutilleax
Violinekonzert "L'arbre des songes"
Felix Mendelssohn Brtholdy
Sinfonie Nr.4 A-dur "Italienische"
一年か二年に一度、Philharmoniker Hamburgに客演に来ています。始めて聞いたのは恐らく4年くらい前のコンサートで、メインがチャイコフスキーの「悲愴」だったのですが、その時彼のオーケストラ捌きの上手さに息を飲んだことを良く覚えています。
確か当時は、フィルハーモニカー・ハンブルクの常任指揮者がインゴ・メッツマッハーで、オケのバランスも何も考えず、ただうるさいだけの音楽にうんざりしていたのですが・・・
その同じオーケストラが、佐渡裕の手に掛かった時にギュット濃縮感のある引き締まった演奏に変わったのでした。おそらく金管楽器の調整が上手いんだと思います。
今回は、佐渡裕お得意のイベールに、生誕200周年で盛り上がっているメンデルスゾーンの4番「イタリア」です。
イベールのディベルティメントは、コケティッシュで面白い曲ですね。187CMある指揮者が、飛んだり跳ねたりしながら指揮してる。演奏後は、客席から笑い声が漏れてくるほどでした。笑
演奏も嫌味なく。ただ、北ドイツのオケにフランスの更にリズム物はちと厳しかったのか、ややノリについていけてない気もしたかな。
メインのイタリアは、いつ聞いても誰が振っても良い曲。金管楽器がやたらとしょぼい音を出してましたが許しちゃいましょう。
全体として楽しい演奏会でした。うん、満足。
9.2.2009
Dirigent: Yutaka Sado
Violin: Dmitry Sitkovetzky
Jacques Ibert
Divertissement
Henri Dutilleax
Violinekonzert "L'arbre des songes"
Felix Mendelssohn Brtholdy
Sinfonie Nr.4 A-dur "Italienische"
by isaogermany
| 2009-02-12 07:23
| ハンブルク州立歌劇場